原題
Tungsten filled 3D printed lung blocks for total body irradiation.
背景:全身照射(TBI)のための肺ブロックは肺線量を減少させ、放射線肺炎を予防する。伝統的に、それらの製造には有毒な溶融Cerrobendが使用されてきた。本研究では、非毒性のタングステンボールベアリング(BB)で充填された3 Dプリントされた肺ブロックシェルを作成する代替方法を提案する。
方法:社内のソフトウェアを使用して、直径2~3 mmのタングステンBBで満たされた3 Dプリントされた肺ブロックシェルを生成した。次に、これらのブロックを、物理的および線量測定特性に関して従来のCerrobendブロックと比較した。
結果:新しい3 Dプリントブロックは、Cerrobendブロックよりも治療計画システム(TPS)との有意な幾何学的差を示さなかった。線量測定的には、透過測定は類似していたが、変動係数は3 Dプリントされたブロックの方が高かった。
結論:本研究は、合理化されたタングステン充填3 Dプリントワークフローを確立し、従来のCerrobendベースの肺ブロック製造方法に代わる非毒性の代替法を提供した。
Journal: Pract Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.6)
DOI: 10.1016/j.prro.2023.11.003
PMID: 37981253
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