原題
Novel technology allowing cone beam CT in six seconds: a patient study of comparative image quality.
背景:この研究は、癌放射線治療中の新しいコーンビームCT(CBCT)プラットフォーム(HyperSight)の画像品質を標準CBCT及びファンビームCT(FBCT)と比較することを目的とした。
方法:30名の被験者を、標準的なCBCT、FBCT、およびHyperSightを用いて息止め中に画像化し、アーチファクト指数、画像不均一性、コントラスト、コントラスト対ノイズ比、およびHU差を含む指標を分析し、比較した。
結果:HyperSightは、標準的なCBCTよりも有意に軽度の画像アーチファクトを示し、FBCTと同程度のレベル、標準的なCBCTよりも良好な均一度、および優れたコントラスト対ノイズ比特性を示した。HUの差は最小限であった。
結論:HyperSightはアーチファクトを有意に減少させ、FBCTと同等の結果を有する高品質の画像を提供し、適応ワークフローにおける直接線量計算の可能性を示している。
Journal: Pract Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.6)
DOI: 10.1016/j.prro.2023.10.014
PMID: 37939844
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