原題
Radiotherapy to regional nodes in early breast cancer: an individual patient data meta-analysis of 14 324 women in 16 trials.
背景:本研究では、特に1980年代以降の改善により、乳癌患者の再発率および死亡率を低下させる放射線療法の可能性を評価した。
方法:早期乳癌に対して領域リンパ節放射線療法を用いた場合と領域リンパ節放射線療法を用いなかった場合を比較した無作為化試験のメタアナリシスを実施した。データを編集し、検証し、癌再発率、乳癌死亡率、非乳癌死亡率、および総死亡率について分析した。
結果:新しい試験(1989~2008年)では、再発および乳がん死亡率の有意な低下が証明されたが、古い試験(1961~78年)では、非乳がんおよび総死亡の増加が示された。
結論:1980年代以降の改良された放射線療法技術は、以前の試験とは異なり、乳癌死亡率および全死亡率を有意に低下させた。
Journal: Lancet (CiteScore 2022: 133.2)
DOI: 10.1016/S0140-6736(23)01082-6
PMID: 37931633
Open Access
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