部分乳房放射線療法または全乳房放射線療法における有害事象の比較:ランダム化試験のメタアナリシスにおける美容、毒性および生活の質の調査。

原題
Comparison of adverse events in partial- or whole breast radiotherapy: investigation of cosmesis, toxicities and quality of life in a meta-analysis of randomized trials.
背景:この研究は早期乳癌における部分乳房照射(PBI)と全乳房照射(WBI)の副作用と生活の質(QoL)を評価した。

方法:2009年以降の研究のメタアナリシスを、急性および遅発性の有害作用、美容上の転帰、およびQoLを評価するための質問票を用いて実施した。

結果:このレビューでは、PBIは急性毒性および皮膚毒性が少なく、特定のQoL領域で優れたアウトカムと関連していることが明らかになった。晩期副作用、美容上のアウトカム、および全体的なQoLは、両治療で同程度であった。

結論:データは、PBIが急性副作用および特定のQoLの側面に関して好ましい可能性があることを示唆している。しかし、PBIが1日2回のスケジュールを使用する場合、いくつかの美容的結果は劣っていた。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-023-02365-7
PMID: 37919752
Open Access

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