原題
Physician and Patient-Reported Outcomes of the MC1635 Phase III Trial of Ultra-Hypofractionated Versus Moderate Hypofractionated Adjuvant Radiotherapy After Breast-Conserving Surgery.
背景:この論文は,乳房温存手術後に中等度対超寡分割全乳房照射で治療した乳癌患者の結果を検討した。
方法:107人の患者を異なる放射線量を受ける2群に無作為に割り付けた。毒性、審美性、およびQoLを様々な時点で、検証済みのツールを用いて評価した。
結果:グレード2の放射線皮膚障害を経験した患者はほとんどおらず、グレード3以上の毒性は報告されていない。審美性の若干の悪化が観察され、中等度寡分割群の方が良好であった。患者が報告した審美性は一般に高く、経時的にバランスがとれていた。
結論:超寡分割照射は、乳房温存手術患者において中等度寡分割照射と同様の晩期毒性および審美性をもたらした。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.10.018
PMID: 37914139
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