口腔がんまたは中咽頭がん患者におけるリンパ浮腫および線維症の縦断的パターン:プロスペクティブ研究。

原題
Longitudinal Pattern of Lymphedema and Fibrosis in Patients with Oral Cavity or Oropharyngeal Cancer: A Prospective Study.
背景:本研究の目的は、口腔または中咽頭(OCOP)癌患者における内および外リンパ浮腫と線維症の有病率、重症度、軌跡を検討することである。

方法:新たに診断されたOCOP癌患者120名を対象に、プロスペクティブ縦断研究を実施した。測定は、有効な臨床医が報告した測定値およびCT画像を用いて、治療の様々な段階で実施された。

結果:評価を完了した76人の患者において、外部リンパ浮腫および線維症の重篤度は、治療終了時から治療後3ヶ月の間にピークに達した。すべての患者で治療後に内部腫脹のある部位が有意に増加したが、その数は治療後12ヶ月間に減少し、特に手術のみの患者で顕著であった。

結論:リンパ浮腫と線維症はOCOP癌治療の定期的な後遺症であり、定期的な検査、注意深いモニタリング、迅速な治療の必要性を強調している。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.10.027
PMID: 37939731

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