原題
Stereotactic ablative radiation therapy for sarcoma lung metastases: indications for treatment and guidance for patient selection.
背景:軟部組織肉腫はしばしば肺に転移する。定位放射線治療(SABR)は肉腫からの限局性肺転移に対してしばしば用いられる。本研究では、この治療法の結果を評価する。
方法:研究者らは、2006~2020年にSABRで治療された肺肉腫転移患者70人をレビューした。患者は疾患の状態と治療結果に基づいて分析された。
結果:SABR治療の2年後、患者の83%が無再発であった。すべての肺転移部位への完全なSABR治療は、無増悪生存期間を改善した。SABR時の全身性疾患コントロールは、生存率の改善を有意に予測した。
結論:SABRは肉腫肺転移を長期にわたって効果的に治療する。全身性疾患のコントロールは転帰改善の最も重要な予測因子である。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.10.017
PMID: 37914142
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