脊髄定位放射線手術前の炭素繊維強化ポリエーテルエーテルケトン胸腰部椎弓根スクリュー構築物におけるMRIアーチファクトの定量化。

原題
Quantification of MRI Artifacts in Carbon Fiber Reinforced Polyetheretherketone Thoracolumbar Pedicle Screw Constructs prior to Spinal Stereotactic Radiosurgery.
背景:カーボンファイバー強化ポリエーテルエーテルケトン(CFRP)は、画像技術とのより良い適合性のために、脊椎手術においてチタンよりも潜在的な利点を有する。2つの材料間の画像アーチファクトの比較はまだ行われていない。

方法:チタンとCFRPを用いて実施された脊椎手術からの3種類の術後MRIアーチファクトを測定した。測定は、これらの手術を受けた50人の患者に基づいていた。

結果:CFRPはチタンよりも、椎弓根スクリューおよび脊柱管の周囲を含めて、MRIスキャンでの視覚的歪みが有意に少なかった。

結論:CFRPは術後のMRI画像の質を向上させ、より効率的なフォローアップケアと放射線治療計画を容易にするようである。CFRP使用の長期的な結果に関するさらなる研究が必要である。

Journal: Pract Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.6)
DOI: 10.1016/j.prro.2023.10.005
PMID: 37914081

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