原題
Autonomic function measurements for evaluating fatigue and quality of life in patients with breast cancer undergoing radiation therapy: a prospective longitudinal study.
背景:乳癌の放射線治療を受けている女性の疲労はしばしば過小評価され、生活の質に影響を与える。本研究は、自律神経機能測定を通して疲労と生活の質を評価することを目的とした。
方法:参加者は、術後放射線療法を受けている日本の8つの病院の乳癌患者であった。彼らは、癌疲労尺度およびShort Form-8 Health Surveyを含む質問票に記入し、様々な治療段階で非侵襲的自律神経機能測定を受けた。
結果:結果は、疲労と自律神経機能のスコアが治療中に有意に減少したことを示した。メンタルヘルスの改善は、疲労の軽減と自律神経機能の改善と相関していた。
結論:簡単な自律神経機能測定装置は放射線療法中の疲労評価に有用である。メンタルヘルスの改善と疲労の軽減には心理的支援が重要である。
Journal: Radiat Oncol (CiteScore 2022: 6.6)
DOI: 10.1186/s13014-023-02362-w
PMID: 37858146
Open Access
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