前立腺摘除術後のリンパ節転移陽性前立腺癌に対する骨盤照射:プロスペクティブPLATN-4およびPLATN-5試験の長期結果。

原題
Pelvic irradiation for node-positive prostate cancer after prostatectomy: Long-term results of the prospective PLATIN-4 and PLATIN-5 trials.
背景:この研究は根治的骨盤内リンパ節切除(RP)後のリンパ節転移陽性前立腺患者における前立腺への救済放射線療法の長期効果に焦点を当てている。
方法:2009年から2018年の間に、RP後にリンパ節再発した78人の患者がサルベージ骨盤リンパ節放射線療法を受けた。一部の患者は関与するリンパ節または前立腺床に追加の治療を受けた。ADTは照射の2か月前に開始され、24か月間推奨された。
結果:治療は中止されなかった。全生存期間は、前立腺床へのブースト照射を受けた患者では達成されず、追加照射を受けた患者では117ヶ月であった。晩期の重篤な泌尿生殖器および消化管の副作用が患者の4%に認められた。
結論:長期ADTと併用した前立腺床と骨盤内リンパ節への救済放射線療法は、RP後のリンパ節転移陽性前立腺癌を治療するための有望で安全な選択肢であると思われる。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.10.009
PMID: 37863242
Open Access

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