転移性去勢抵抗性前立腺癌の高齢患者における隔週対隔週のカバジタキセル:CABASTY第3相無作為化臨床試験。

原題
Biweekly vs Triweekly Cabazitaxel in Older Patients With Metastatic Castration-Resistant Prostate Cancer: The CABASTY Phase 3 Randomized Clinical Trial.
背景:転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)の多くの高齢患者は、その不適切さのためにタキサン化学療法を拒否されている。

方法:196人の患者を登録した第3相臨床試験を実施し、好中球減少および好中球減少合併症に対する隔週のカバジタキセル(CBZ16)と予防的顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)の影響を、隔週のCBZ25とG-CSF(標準レジメン)と比較した。

結果:隔週CBZ25は、隔週CBZ16(5.1%)と比較して、有意に高いグレード3以上の好中球減少および好中球減少合併症(62.5%)をもたらした。相対用量強度および臨床転帰は同等であった。

結論:隔週のCBZ16+G-CSFは好中球減少と好中球減少合併症を顕著に減少させ、このレジメンが高齢のmCRPC患者により適していることを示唆した。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2023.4255
PMID: 37883073

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