代謝腫瘍体積は、関連性試験から進行期濾胞性リンパ腫患者の転帰を予測する。

原題
Metabolic tumor volume predicts outcome in advanced stage follicular lymphoma patients from the Relevance trial.
背景:本研究では、レナリドミドとリツキシマブを含む治療レジメンを比較したRELEVANCE試験に参加した未治療の濾胞性リンパ腫(FL)患者におけるベースラインのPETパラメータの予後的意義を検討した。
方法:すべてのPET評価可能な患者(1032人中406人)のベースライン特性を調べ、SUVmax、SDmax、および総代謝腫瘍体積(TMTV)などのパラメータを記録した。
結果:注目された指標の中で、高いTMTVおよびFLIPIは低い無増悪生存期間(PFS)と関連していたが、SUVmaxおよびSDmaxは関連していなかった。これにより、患者はPFSが変動する3つのリスク群に分類された。
結論:ベースライン時のTMTVは、FLIPIに関係なく、進行期FL患者において、抗体維持を受けている患者であっても、PFSの有意な指標である。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2023.10.121
PMID: 37898239

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