原題
Landiolol and Organ Failure in Patients With Septic Shock: The STRESS-L Randomized Clinical Trial.
背景:この研究はβ-ブロッカーがアドレナリンストレスの副作用を減らすことができるので、頻脈を伴う敗血症ショックに苦しむ患者と長期の昇圧薬サポートにβ-ブロッカーであるランジオロールを使用する利点を分析した。
方法:非盲検、多施設、無作為化試験は、頻脈および確立された敗血症性ショックを有する126人の成人で実施され、その半数はランジオロール注入を受けた。
結果:本研究は有害である可能性があるため早期に終了し、ランジオロール群では標準治療を受けた群と比較して臓器不全または死亡の有意な減少は認められなかった。
結論:これらの知見は、ノルエピネフリンで治療されている確立された敗血症性ショックの患者の頻脈を管理するためのランジオロールの使用を支持するものではない。
Journal: JAMA (CiteScore 2022: 45.4)
DOI: 10.1001/jama.2023.20134
PMID: 37877587
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