原題
Neoadjuvant cemiplimab and surgery for stage II-IV cutaneous squamous-cell carcinoma: follow-up and survival outcomes of a single-arm, multicentre, phase 2 study.
背景:本研究は、進行した切除可能な皮膚扁平上皮癌患者の治療におけるセミプリマブの術前補助療法の有効性に関する追跡データを提示している。
方法:第2相試験では、ステージII~IVのがんを有する成人患者79人を対象とした。参加者は、最大4回のセミプリマブ投与を受けた後、手術、追加のセミプリマブ、放射線療法、または観察のみを受けた。
結果:中央値18.7か月の追跡後、結果は高いイベントフリー生存率(89%)、無病生存率(92%)、および全生存率(92%)を示した。治療後に重度の有害事象または癌の再発を経験した患者はほとんどいなかった。
結論:切除可能なステージII-IVの皮膚扁平上皮癌を有する患者に対して、術前補助セミプリマブは潜在的な治療選択肢となり得る。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(23)00459-X
PMID: 37875144
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