原題
Recent Bendamustine Treatment Before Apheresis Has a Negative Impact on Outcomes in Patients With Large B-Cell Lymphoma Receiving Chimeric Antigen Receptor T-Cell Therapy.
背景:本研究では、再発/難治性大細胞型B細胞リンパ腫(LBCL)に対してCD 19標的キメラ抗原受容体(CAR)T細胞療法を受けている患者に対するベンダムスチンへの以前の曝露の影響を調査する。
方法:この研究には、すでにCAR T細胞療法を受けている439人のLBCL患者が含まれていた。安全性と有効性の観点から、アフェレーシス前のベンダムスチン曝露との関連で反応を分析した。
結果:ベンダムスチンに曝露された患者は、奏効率、生存率、およびCAR T細胞増殖が有意に低かった。ベンダムスチンに最近曝露された患者(<9ヶ月)は、さらに好ましくない転帰を示した。しかし、ベンダムスチンの累積投与量はCAR-T療法の有効性に影響しなかった。
結論:CAR T細胞療法の候補者は、治療成績に悪影響を及ぼすため、最近のベンダムスチンへの曝露を避けるべきである。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.01097
PMID: 37874957
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