根治的化学放射線療法および地固め療法の免疫チェックポイント阻害薬で治療された局所進行非小細胞肺癌における失敗、低容量再発、およびその後の切除管理のパターン:PACIFIC後の失敗のパターン。

原題
Patterns of Failure, Low Volume Relapse, and Subsequent Ablative Management in Locally Advanced Non-Small Cell Lung Cancer Treated with Definitive Chemoradiation and Consolidation Immune Checkpoint Inhibitors: Patterns of Failure for after PACIFIC.
背景:本研究では、化学放射線療法および地固め免疫療法(CRT+ICI)後のステージIIIの非小細胞肺癌(NSCLC)患者における疾患進行(PD)パターンとさらなるアブレーション治療の実行可能性を観察する。

方法:CRT+ICIで治療された合計229人のNSCLC患者を研究し、PDを3つのタイプに分類し、アブレーション治療の適格性を決定した。

結果:患者の52%がPDを経験した。局所領域失敗(LRF)患者のうち、58%がフィールド内失敗であった。患者の54%が低容量再発(LVR)を示し、50%がアブレーション治療に適格であった。LVRは増悪後の生存率を有意に改善した。

結論:CRT+ICI後、LVR患者の半数はアブレーション治療の候補であり、最良の治療戦略を確立するための前向き試験が必要である。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.10.005
PMID: 37866762

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