原題
Durvalumab Plus Carboplatin/Paclitaxel Followed by Maintenance Durvalumab With or Without Olaparib as First-Line Treatment for Advanced Endometrial Cancer: The Phase III DUO-E Trial.
背景:免疫治療と化学療法の癌治療の組み合わせは、ミスマッチ修復欠損(dMMR)子宮内膜癌においてより多くの利益を示す。PARP阻害薬を含めると、特にMMR堪能(pMMR)疾患の転帰が改善される可能性がある。
方法:この試験では、新たに進行または再発子宮内膜癌と診断された患者を、カルボプラチン/パクリタキセル、durvalumab、およびolaparibの異なる組み合わせを受ける群に無作為に割り付けた。一次エンドポイントは無増悪生存期間(PFS)率であった。
結果:対照群と比較して、durvalumab群およびdurvalumab+olaparib群で有意なPFSのベネフィットが認められた。PFSのベネフィットは、dMMRおよびpMMRの両サブグループで認められた。中間全生存期間の結果は、主要アウトカムを支持した。
結論:カルボプラチン/パクリタキセル、メデュズマブ、および一部の症例ではオラパリブの併用は、進行または再発子宮内膜癌患者に対して意味のあるPFSの有益性を示した。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.02132
PMID: 37864337
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