胃および胃食道接合部腺癌に対する化学療法および免疫チェックポイント遮断。

原題
Chemotherapy and Immune Checkpoint Blockade for Gastric and Gastroesophageal Junction Adenocarcinoma.
背景:切除可能な胃および胃食道接合部(G/GEJ)腺癌の周術期設定において、免疫チェックポイント遮断(ICB)と化学療法を併用することの潜在的な利点は不明である。
方法:G/GEJ腺がんのスクリーニングを受けた49人の患者を含む多施設第2相非ランダム化比較試験が実施され、そのうち36人が登録され、34人が有効性について評価された。治療には、術前および術後の化学療法およびICBが含まれた。
結果:34人の患者のうち、28人が根治的切除を受け、7人でpCRが達成され、6人でほぼ完全な病理学的反応が得られた。無病生存期間および全生存期間の中央値には達しなかった。半数以上がグレード3以上の治療関連有害事象を経験した。
結論:カペシタビン、オキサリプラチン、およびペムブロリズマブの併用は、20.6%のpCR率をもたらし、忍容性が良好であり、局所進行G/GEJ腺癌に対するこの併用に関するさらなる研究を支持した。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2023.4423
PMID: 37856106

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