原題
Immune profiling of pancreatic cancer for radiotherapy with immunotherapy and targeted therapy: biomarker analysis of a randomized phase 2 trial.
背景:膵癌での免疫療法の限られた成功は、より正確な治療のためのバイオマーカーの開発を必要とする。
方法:再発膵癌(手術後)患者を登録し、放射線治療に加えて、ペムブロリズマブとトラメチニブまたはゲムシタビンの併用を受けた試験の二次解析。患者は、PD-L1および腫瘍浸潤リンパ球(TIL)の存在に基づいて分類された。
結果:本研究は両治療群の患者170名を対象とした。最初の治療の組み合わせを受けた患者、特にPD-L1およびTILを有する患者で良好な結果が得られ、全生存期間中央値が有意に延長した。
結論:PD-L1、TILおよび変異体KRASは、MEK阻害薬と併用した場合、膵癌の治療プロセスの指針として役立つ可能性がある。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2023.109941
PMID: 37820884
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