乳癌患者の骨転移に対する定位放射線治療後の循環T細胞の動的反応。

原題
Dynamic responses of circulating T cells following stereotactic body radiotherapy for bone metastasis in patients with breast cancer.
背景:癌患者におけるT細胞の活性化に対する放射線療法の効果はよく理解されていない。本研究では、体幹部定位放射線治療(SBRT)後のこれらの細胞の変化を検討した。
方法:SBRTを受けている30人の乳癌患者からの血液を、PD-1 CD8 T細胞および制御性T細胞を標的として分析した。血漿蛋白質レベルもビーズベースのイムノアッセイを用いて測定した。
結果:SBRTの1週間後、循環PD-1 CD8 T細胞およびT細胞が活性化された。PD-1 CD8 T細胞の活性化が大きい患者では活性化が強かったが、分画数による活性化の差は認められなかった。T細胞の活性化が高いほど、無増悪生存率が低かった。
結論:SBRTは腫瘍特異的CD8 T細胞とT細胞の両方を活性化した。このことは、抗腫瘍免疫応答を増強するためにSBRTによるT細胞調節戦略を使用する可能性を支持している。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.09.020
PMID: 37802227

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