原題
Estimated Glomerular Filtration Rate, Albuminuria, and Adverse Outcomes: An Individual-Participant Data Meta-Analysis.
背景:慢性腎疾患(CKD)は成人アメリカ人の約14%が罹患している。本研究では、CKD指標と有害な健康アウトカムとの関連を評価する。
方法:2021年のChronic Kidney Disease Epidemiology Collaboration式を用いて、1980年から2021年までのグローバルコホートのメタアナリシスを実施した。
結果:推定糸球体ろ過率(eGFR)が低く、尿中アルブミン/クレアチニン比(UACR)が高いことは、軽度CKD患者を含む有害アウトカムのリスクが高いことと関連していた。eGFRが45~59 mL/分/1.73 m2の場合、eGFRが90~104 mL/分/1.73 m2の場合よりも入院率が有意に高かった。
結論:低いeGFRと重度のUACRは、腎不全、心血管疾患、入院などの望ましくない結果のリスクを高める。
Journal: JAMA (CiteScore 2022: 45.4)
DOI: 10.1001/jama.2023.17002
PMID: 37787795
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