BCMAを標的としたCAR T細胞療法を受けている再発または難治性多発性骨髄腫患者におけるブリッジングおよびサルベージ戦略としての放射線療法。

原題
Radiation therapy as bridging and salvage strategy in patients with relapsed or refractory multiple myeloma undergoing BCMA-targeted CAR T-cell therapy.
背景:本研究では、多発性骨髄腫(MM)患者におけるBCMAを標的としたCAR T細胞療法前後の放射線療法(RT)の役割を検討する。
方法:13人の患者を対象とし、その中にはCAR T細胞療法前にRTを受けた患者(ブリッジング)、失敗後にRTを受けた患者(サルベージ)、および両方を受けた患者がいた。
結果:CAR-TまたはRTに関連した毒性の悪化は認められなかった。RTは、各RTコース後の追跡期間中央値7.3ヶ月で、100%のフィールド内局所制御をもたらした。
結論:ブリッジングおよびサルベージ戦略としてのRTは、安全かつ実行可能であるだけでなく、CAR T細胞療法を受けているMM患者に優れた局所制御を提供する。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2023.109933
PMID: 37778534

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