原題
Sentinel Lymph Node Biopsy vs No Axillary Surgery in Patients With Small Breast Cancer and Negative Results on Ultrasonography of Axillary Lymph Nodes: The SOUND Randomized Clinical Trial.
背景:センチネルリンパ節生検(SLNB)は早期乳癌患者の体軸リンパ節病期分類の標準である。SOUND試験は、これらの患者において腋窩手術の省略がSLNBと同等に有効であるかどうかを判断することを目的とした。
方法:イタリア、スイス、スペイン、およびチリで実施されたこの試験には、1463人の女性が登録され、SLNB群と腋窩手術を受けない群の2群に無作為に割り付けられた。
結果:1405人の女性のうち、5年遠隔無病生存率(DDFS)は、SLNB群で97.7%、腋窩手術を受けなかった群で98.0%であった。腋窩および遠隔転移および死亡は、SLNB群でわずかに高かった。
結論:この結果は,小さな腫ようでえきか超音波が陰性の早期乳癌患者でえきか手術が安全に省略できることを示唆した。
Journal: JAMA Oncol (CiteScore 2022: 44.3)
DOI: 10.1001/jamaoncol.2023.3759
PMID: 37733364
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