早期乳癌患者に対する胸筋線量測定と治療後のリハビリテーションの利用。

原題
Pectoralis Muscle Dosimetry and Posttreatment Rehabilitation Utilization for Patients With Early-Stage Breast Cancer.
背景:乳癌の治療を受けた女性はしばしば上肢や肩の問題に悩まされ、これはおそらく放射線治療によるものである。本研究では、胸筋照射とリハビリテーションサービスへの紹介との関連を検討した。
方法:レトロスペクティブ症例対照研究では、2014年から2019年の間にリハビリテーションサービスを受けた患者と受けなかった患者を比較した。患者は乳腺腫瘤摘出術および放射線療法を受け、年齢、手術の種類および放射線強度を一致させた。
結果:50人の参加者のうち、統計的に有意ではないが、リハビリテーションサービスを利用している患者でより高い胸筋線量が観察された。大胸筋V20-40 Gyおよび平均線量にはボーダーライン上の有意性があった。
結論:胸筋の線量がリハビリテーションの使用と相関するかどうかは依然として決定的ではない。境界域の有意な所見のため、さらなる研究のためのより大きなコホートが推奨される。
Journal: Pract Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.6)
DOI: 10.1016/j.prro.2023.07.006
PMID: 37768242

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