原題
Adverse Health Outcomes and Global Quality of Life in Long-term Testicular Cancer Survivors: A longitudinal 30-year perspective.
背景:本研究の目的は、精巣癌生存者(TCSs)における自己申告による有害な健康転帰(AHOs)の有病率と健康関連の生活の質(HrQoL)への影響を、特に手術後またはプラチナ製剤ベースの化学療法(PBCT)で示されたものに焦点を当てて説明することである。
方法:この研究には、手術またはPBCTのいずれかを受けた427人のTCSが含まれていた。患者はさらに、受けたシスプラチンの用量に基づいて、標準用量または高用量のPBCT群に分けられた。
結果:PBCT後のより多くのTCSが典型的なAHOを報告し、高用量PBCT群で最も高い罹患率を示した。慢性疲労、疼痛、不安/抑うつ状態、および性機能障害は、HrQoLの有意な低下と関連していた。
結論:AHOの増加にもかかわらず、TCSの全体的なHrQoLは標準群と同程度であった。しかし、高用量PBCTの既往がある患者では、長期AHOリスクが上昇し、HrQoLが低下していた。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2023.09.3101
PMID: 37739265
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