原題
Stereotactic Arrhythmia Radioablation: a multicenter pre-post intervention safety evaluation of the Implantable Cardioverter-Defibrillator function.
STAR(Stereotactic Arrhythmia radioablation)は,一般的な治療に抵抗性を示すある種の心室頻拍(VT)患者に有用であると考えられるが,STARからの高用量放射線が植え込み型除細動器(ICD)機能に及ぼす影響は不明である。
方法:後ろ向き研究では、STAR治療の前後1年間のICD機能の変化を調べた。選択した患者を対象に、ICD関連の有害事象およびセンシング、捕捉閾値、インピーダンスなどの因子を調査した。
結果:研究された43人の患者のうち、1人は治療中にリセットを経験したが、それ以外では、ICDの機能は一貫したままであった。
結論:STAR治療はICD機能に有意な影響を及ぼさなかった。放射線療法関連の有害事象が最小限であり、ICDパラメータに臨床的に重要な変化がないことを考慮すると、安全であると考えられる。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2023.109910
PMID: 37709052
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