原題
Stereotactic Body Radiation Therapy and Abiraterone Acetate for Patients Affected by Oligometastatic Castrate-Resistant Prostate Cancer: A Randomized Phase II Trial (ARTO).
背景:ARTO臨床試験は、少数転移性去勢抵抗性前立腺癌(CRPC)患者に対する体幹部定位放射線治療(SBRT)と酢酸アビラテロンおよびプレドニゾン(AAP)の併用の有効性を検討することを目的とした。
方法:最大3個の非内臓転移病変を有する患者を、AAP単独またはSBRTとの併用を受ける群に無作為に割り付けた。主な目的は、前立腺特異抗原(PSA)値の低下を観察することであった。
結果:併用治療を受けた群では、PSA低下率が有意に高く、生化学的完全奏効(CBR)率および無増悪生存率が改善した。
結論:この試験では、標準的なAAP治療にSBRTを追加することで、転移性CRPCのコントロールに臨床的利益がもたらされると結論づけられた。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.00985
PMID: 37733977
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