最新の放射線療法で治療されたde novoと再発した早期転移性精巣セミノーマの臨床転帰。

原題
Clinical outcomes of de novo versus relapsed early metastatic testicular seminoma treated with contemporary radiation therapy.
背景:放射線療法(RT)と化学療法は、臨床病期II(CS-II)の精巣セミノーマに対する一次治療である。最新のRT技術および患者の層別化に関するデータは限られている。
方法:研究者らは、2001年から2022年の間にCS-IIセミノーマに対してRTで治療された患者73人のレトロスペクティブレビューを実施し、再発率および生存率を観察した。
結果:追跡期間中央値4.8年で、結果は82%の無再発生存率を示した。再発率は再発したCS-IIで低かった。すべての再発は以前のRT照射野外で発生した。疾患特異的生存率は100%であった。
結論:最新のRTは照射野内再発を示さなかった。de novo CS-IIの存在は、照射野外再発の可能性を示す。暫定的な結果は、de novo CS-II患者にはより侵攻性の高い疾患が存在することを示唆しており、これは放射線療法後の化学療法から利益を得る可能性がある。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.09.010
PMID: 37717783

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