どの横紋筋肉腫患者が放射線療法を必要とするか?CWS-96およびCWS-2002P研究およびSoTiSaR登録の放射線療法戦略の分析。

原題
Which Patients With Rhabdomyosarcoma Need Radiotherapy? Analysis of the Radiotherapy Strategies of the CWS-96 and CWS-2002P Studies and SoTiSaR Registry.
限局性横紋筋肉腫(RMS)患者の予後に及ぼす放射線療法(RT)の方法と線量の影響を検討した。
方法:限局性RMSを有する21歳以下の1470人の患者を6.5年の追跡期間中央値で分析した。
結果:非照射患者と比較して、照射患者は5年生存率が高く、局所制御生存率(LCS)が良好であった。IRS I胎児性RMS(eRMS)患者では放射線療法が省略された。IRS IIおよびIIIでは、照射患者の転帰が良好であった。腫瘍の位置および放射線量も転帰に影響した。
結論:RTは、IRS IIおよびIIIではLCSおよびイベントフリー生存率(EFS)を改善し、頭頸部傍髄膜腫瘍では全生存率を改善する。患者のリスクプロファイルに応じて、低線量と高線量の間で同等の有効性が認められた。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.22.02673
PMID: 37725766

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