原題
Olaparib plus abiraterone versus placebo plus abiraterone in metastatic castration-resistant prostate cancer (PROpel): final prespecified overall survival results of a randomised, double-blind, phase 3 trial.
背景:PROpel試験では、一次治療の転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)の管理において、アビラテロンにオラパリブを追加した場合の有効性を評価した。この試験は、無増悪生存期間の改善を示し、変異の状態を回避することを目的とした。
方法:世界中の126施設で二重盲検第3相試験が実施され、患者にオラパリブとアビラテロンまたはプラセボが投与された。放射線学的無増悪生存期間が主要エンドポイントであった。
結果:1103人の患者が参加し、スクリーニングを受けた。生存期間中央値は、オラパリブ+アビラテロン群で42.1ヵ月、プラセボ群で34.7ヵ月であり、有意差は認められなかった。最も多くみられた有害事象は貧血であった。
結論:事前に規定した最終解析では、2つの治療法の間に有意差は認められなかった。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 0)
DOI: 10.1016/S1470-2045(23)00382-0
PMID: 37714168
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