原題
Health-Related Quality of Life With Nivolumab Plus Chemotherapy Versus Chemotherapy in Patients With Advanced Gastric/Gastroesophageal Junction Cancer or Esophageal Adenocarcinoma From CheckMate 649.
背景:本研究では、進行した非HER 2陽性の胃または食道癌の一次治療にニボルマブと化学療法薬を併用したCheckMate 649における患者報告アウトカムを調査した。
方法:1,581人の患者のうち、PD-L1発現スコアが5以上の患者において、EQ-5DおよびFACT-Gaを用いて生活の質を評価した。ニボルマブと化学療法の併用が治療関連の症状負荷および生活の質の悪化に及ぼす影響を評価した。
結果:ニボルマブと化学療法の併用は、大多数の患者において、化学療法単独と比較して、生活の質の測定値のベースラインからの変化の改善、症状悪化のリスクの低下、および最終的な生活の質の悪化までの時間の遅延を示した。
結論:一次治療のニボルマブと化学療法薬の併用は、進行した非HER 2陽性の胃癌または食道癌患者において、治療中の生活の質の改善または安定を示し、生活の質の悪化のリスクを低下させた。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 0)
DOI: 10.1200/JCO.23.00170
PMID: 37713657
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