原題
Five-Year Overall Survival Analysis of the JIPANG Study: Pemetrexed or Vinorelbine Plus Cisplatin for Resected Stage II-IIIA Nonsquamous Non-Small-Cell Lung Cancer.
背景:JIPANG研究は、ステージII-IIIA非扁平上皮非小細胞肺癌(NSCLC)患者における補助化学療法としてのペメトレキセド+シスプラチン(PemP)とビノレルビン+シスプラチン(NP)の有効性を比較する第III相試験である。
方法:適格患者をPemPまたはNPのいずれかを受けるように無作為に割り付けた。一次エンドポイントは無再発生存率(RFS)、二次エンドポイントは全生存率(OS)であった。この解析では、最後の患者登録から5年後に収集したデータを評価した。
結果:適格患者783名のうち、RFS中央値はNP群で37.5ヶ月、PemP群で43.4ヶ月であった。3年および5年OS率は、NP群で84.1%および75.6%、PemP群で87.0%および75.0%であった。
結論:長期追跡解析では、PemPはRFSとOSの両方に関してNPと同等の有効性を示し、過去のデータと比較して最も長いOSデータの1つであった。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.00179
PMID: 37656928
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