[(225)Lu]Lu-PSMA抵抗性転移性去勢抵抗性前立腺癌患者における[(177)Ac]Ac-PSMA治療の臨床経験。

原題
Clinical Experience with [(225)Ac]Ac-PSMA Treatment in Patients with [(177)Lu]Lu-PSMA-Refractory Metastatic Castration-Resistant Prostate Cancer.
背景:[Lu]Lu-PSMA療法に反応しない進行期転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)患者の治療選択肢は限られている。[Ac]Ac-PSMAの臨床成績は有望である。
方法:[Lu]Lu-PSMA治療に抵抗性であった23人のmCRPC患者の転帰を後ろ向きに分析した。安全性プロファイルは有害事象基準を用いて評価した。治療効果は、[Ac]Ac-PSMA治療の最初のサイクル後に、PET進行基準およびPSA反応を用いて評価した。
結果:すべての患者がアンドロゲン除去療法を受けた。無増悪生存期間の中央値は3.1ヶ月であり、全生存期間の中央値は7.7ヶ月であった。グレード3の血液毒性が1人の患者に発生し、グレード3の腎毒性が別の患者に認められた。
結論:[Ac]Ac-PSMA療法は安全であり、他の治療選択肢が完了した場合、進行期mCRPC患者において可能性を示した。
Journal: J Nucl Med (CiteScore 2022: 12.9)
DOI: 10.2967/jnumed.123.265546
PMID: 37620050

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