原題
Niraparib plus abiraterone acetate with prednisone in patients with metastatic castration-resistant prostate cancer and homologous recombination repair gene alterations: second interim analysis of the randomized phase III MAGNITUDE trial.
背景:転移性去勢抵抗性前立腺癌(mCRPC)およびBRCA変異を有する患者の転帰は不良である。MAGNITUDE試験では、この患者集団におけるniraparib+酢酸アビラテロンおよびプレドニゾン(AAP)の有効性を検討した。
方法:BRCA1/2を含む相同組換え修復遺伝子変化(HRR+)を有するmCRPC患者を、niraparib+AAP投与群またはプラセボ+AAP投与群に無作為に割り付けた。放射線学的無増悪生存期間(rPFS)を含む副次評価項目を評価した。
結果:中央値で24.8ヵ月のフォローアップ後、niraparibとAAPの併用は、プラセボとAAPの併用と比較して、BRCA1/2サブグループのrPFSを有意に延長させた。同様の所見がHRR+集団全体で観察された。症状の進行までの時間および細胞毒性化学療法の開始もniraparibとAAPの併用で改善された。全生存期間(OS)は様々な結果を示した。
結論:MAGNITUDEは、BR CA 1/2変異mCRPC患者におけるniraparib+AAPの有効性を示し、この分子サブセットを同定することの重要性を強調した。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2023.06.009
PMID: 37399894
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