原題
Estimated Absolute Percentage of Biopsied Tissue Positive for Gleason Pattern 4 (eAPP4) in Low Dose Rate Prostate Brachytherapy: Evaluation of Prognostic Utility in a Large Cohort.
背景:本研究は、低線量率前立腺小線源治療を受けている中リスク前立腺癌(IR-PCa)患者の転帰を予測する上で、eAPP4と呼ばれるシステムの有用性を明らかにすることを目的とした。
方法:本研究は、低線量率シード小線源治療を受けたIR-PCa患者497名を対象とした。患者の前立腺生検をレビューし、eAPP4システムを用いてグリーソンパターン4病変の割合を推定した。再発の転帰、再発疾患の治療、および無転移生存率を評価した。
結果:eAPP4は再発、再発疾患の治療、無転移生存率を予測することが明らかになった。このシステムは、特定の推定値を用いた場合、無転移生存率の予測に特に強力であった。
結論:eAPP4システムは、低線量率前立腺小線源治療を受けているIR-PCa患者の転帰を予測するための有用な予後判定ツールであることがわかった。このシステムは、将来のIR-PCa患者の治療に使用できる可能性がある。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2023.109859
PMID: 37604278
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