頭頚部癌の体幹部定位放射線治療の追加リスク臓器としての舌動脈の描出。

原題
Delineation of lingual artery as an additional organ-at-risk for stereotactic body radiotherapy of head and neck cancers.
背景:
舌動脈(LA)狭窄または出血は、再発頭頚部癌の定位放射線治療(SBRT)の潜在的に致命的な結果である。本研究の目的は、頭頚部照射中のLA輪郭形成のためのガイドラインを提供することである。
方法:
経験豊富な放射線腫瘍医3名と放射線科医1名が、LAの経過とその解剖学的関係を研究した。造影軸方向コンピューター断層撮影(CT)スキャンでLAを描出するための段階的ガイドラインを作成した。
結果:
著者らは、LAを頭頸部がんのSBRTの重要なリスク臓器(OAR)とみなすことを推奨している。その描写および線量制約は、ケースバイケースで決定されるべきである。
結論:
本研究は、頭頚部癌に対するSBRTにおけるOARとしてLAを考慮することの重要性を強調して、頭頚部照射中のLA輪郭形成のための描写ガイドラインを提供する。
Journal: Pract Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.6)
DOI: 10.1016/j.prro.2023.07.003
PMID: 37597614

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