原題
Locoregional treatment in patients with metastatic cervical cancer: benefit of dose escalation strategies.
背景:本研究では,骨盤外進展を有する子宮頚癌患者における画像誘導適応小線源治療(IGABT)を含む集中治療アプローチの利点を検討した。
方法:一次治療の一部として外照射療法(EBRT)とIGABTブーストを受けた転移性子宮頚癌患者の医療記録を分析した。患者は腫瘍部位に基づいてEBRTを受け、転移を有する患者は化学療法サイクル後に化学放射線療法を受けた。全患者がMRIガイド下で小線源治療ブーストを受けた。
結果:計164名の患者を対象とした。3年後の全生存率(OS)、無増悪生存率(PFS)および局所制御率(LC)は、それぞれ55.5%、40.6%および90%であった。臨床標的体積(CTV)への高用量投与は良好なOSと関連していた。軽度から中等度の毒性が観察された。
結論:IGABTは骨盤外進展を有する子宮頚癌患者において用量漸増と高いLC率を可能にする。遠隔イベントの頻度が高いため、これらの患者に対する全身強化療法をさらに研究すべきである。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2023.07.046
PMID: 37586615
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