原題
Bladder-Sparing Treatment With Radical Dose Radiotherapy Is an Effective Alternative to Radical Cystectomy in Patients With Clinically Node-Positive Nonmetastatic Bladder Cancer.
背景:膀胱温存三者併用療法(TMT)は、非転移性の臨床的リンパ節転移陽性膀胱癌(cN+M0 BCa)に対する根治的膀胱摘除術(RC)の代替法であるが、生存転帰に関するデータは限られている。
方法:TMTまたはRCを受けたcN+M0 BCa患者のデータを英国の腫瘍センターから収集した。全生存期間(OS)および無増悪生存期間(PFS)を、治療および臨床因子とともに解析した。
結果:合計287人の患者が分析に含まれた。根治的治療を受けることはOSの改善と関連していた。多変量解析では、RCと根治線量放射線療法(RT)の間で生存転帰に差はなかった。
結論:cN+M0 BCa患者では、手術と根治的RTの両方で同等の生存転帰が得られた。膀胱温存TMTは、この患者群の治療選択肢として考慮されるべきである。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO.23.00725
PMID: 37478391
コメント