米国におけるCOVID-19パンデミックの最初の1年間におけるがん診断および病期分布の変化:全国的な横断的評価。

原題
Changes in cancer diagnoses and stage distribution during the first year of the COVID-19 pandemic in the USA: a cross-sectional nationwide assessment.
背景:本研究は、COVID-19パンデミックが米国におけるがん診断および病期分布に及ぼす影響を調査することを目的とした。方法:2018年から2020年の間に最初の原発性悪性がんと新たに診断された成人を分析した。2019年と比較した2020年のがん診断の数および病期分布の変化を評価した。結果:がん診断、特にステージIのがん診断の大幅な減少が、パンデミックの開始後に観察された。ステージIVのがんと診断されるオッズは2020年に高かった。これらの傾向は、様々ながんの種類および社会人口学的集団にわたって観察された。結論:COVID-19パンデミックは、特に十分なサービスを受けていない人において、有意な過小診断および早期がん診断の減少をもたらした。パンデミックの影響の継続的なモニタリングが必要である。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(23)00293-0
PMID: 37541271

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