CheckMate 743試験における切除不可能な胸膜中皮腫に対する一次治療としてのニボルマブ+イピリムマブと化学療法薬の5年間の臨床転帰。

原題
Five-Year Clinical Outcomes With Nivolumab Plus Ipilimumab Versus Chemotherapy as First-Line Treatment for Unresectable Pleural Mesothelioma in CheckMate 743.
背景:CheckMate 743試験の5年間の追跡調査では、切除不可能な胸膜中皮腫における一次治療としてニボルマブ+イピリムマブと化学療法薬を比較評価した。

方法:追跡期間中央値66.8ヵ月のランダム化試験で、後に免疫療法を受けた化学療法患者の24%を対象に、最新の有効性、安全性、バイオマーカー(ベースラインの単球性MDSC)および治療切り替え調整を評価した。

結果:ニボルマブ+イピリムマブは化学療法と比較してOSの有益性を維持し(5年OS 14%対6%;HR 0.74)、組織型を問わず一貫していた。ベースラインのMMDSCが高いことはOSの悪化と相関していた(HR 1.25)。クロスオーバー調整後、OSの有益性は持続した(HR 0.64)。新たな安全性シグナルはない。

結論:長期にわたる持続的なベネフィットは、標準治療としての第一選択のニボルマブ+イピリムマブを支持しており、MMDSC低値の患者ではより大きなベネフィットが示唆された。
Journal: J Clin Oncol (CiteScore 2022: 39.6)
DOI: 10.1200/JCO-25-01328
PMID: 41734361

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