中咽頭癌を例とした世界的な用量処方のばらつき:70グレイはいつ70グレイになるのか?

原題
Global dose prescription variances exemplified through oropharynx cancer: when is 70 Gray 70 Gray?
背景:放射線治療計画は処方線量に依存するが、頭頚部癌に対する世界的な標準は存在しない。本研究では、中咽頭がんに対する用量処方の国際的な変動を定量化した。

方法:2017年から4地域(北米、北欧、オセアニア、アジア)の8つの主要施設でIMRT/VMATによる治療を受けた継続患者(n=1,514)を分析した。

結果:40の異なる処方(55 Gy/20-70 Gy/35)があった。70 Gyに正規化すると、平均CTV線量は施設間で中央値4%の差を示し、ヨーロッパおよびオセアニアの施設では0.4%、北米およびアジアの施設では約2%の差を示した。ほぼ最小のCTV線量は68.4-7-71 Gyの範囲であった。

結論:広範な処方のばらつきは、患者ケアおよび多施設アウトカムの比較に影響を及ぼす可能性があり、標準化および慎重な解釈が必要である。
Journal: Int J Radiat Oncol Biol Phys (CiteScore 2022: 11)
DOI: 10.1016/j.ijrobp.2026.01.023
PMID: 41628865

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