原題
The Diagnostic Value of the Sentinel Node Procedure to Detect Occult Lymph Node Metastases in PSMA PET/CT Node-Negative Prostate Cancer Patients.
背景:この研究は,前立腺特異的膜抗原PET/CTで陰性結果を示した中間及び高リスク前立腺癌患者におけるリンパ節ステージングを決定するためのセンチネルリンパ節(SN)手順の診断的価値を評価することを目的とした。
方法:原発性前立腺癌の合計154人の患者を後ろ向き研究に含めた。Brigantiノモグラムによると、すべての患者は5%以上のリンパ節リスクを持っていた。彼らはリンパ節の病期分類のためにロボット支援SN手順を受けた。リンパ節転移の有病率と外科的合併症が評価された。
結果:SN法は患者の14%で腫瘍陽性リンパ節を同定した。転移の大きさの中央値は3 mmであった。全体で、患者の36%がpN1に再分類され、リンパ節転移を示した。Clavien-Dindo分類に従ってグレード3以上の合併症を経験した患者は1人(0.6%)のみであった。
結論:SN法はPET/CT陰性の前立腺癌患者のかなりの割合でリンパ節転移を同定することに成功した。この技術は病期分類の精度を改善し、これらの患者における治療決定の指針となる可能性がある。
DOI: 10.2967/jnumed.123.265556
Journal: J Nucl Med
URL: https://doi.org/10.2967/jnumed.123.265556
PMID: 37414445
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