原題
A Phase II, Randomized, open-label study to evaluate low-dose Pembrolizumab plus Chemotherapy vs Chemotherapy as Neoadjuvant Therapy for localized Triple Negative Breast Cancer (TNBC). [PLANeT Trial – Pembrolizumab Low Dose in Addition to NACT in TNBC].
背景:Pembrolizumab+neoadjuvant chemotherapy(NACT)は非転移性triple-negative乳癌(TNBC)の標準治療である。低用量のペムブロリズマブが病理学的完全奏効(pCR)を増強するかどうかは不明である。
方法:ニューデリーにおける第II相非盲検無作為化試験には、治療を受けていないステージII-IIIのTNBC患者が登録された。参加者は、低用量のペムブロリズマブ(50 mgを6週間ごとに3回)の有無にかかわらず、用量密度の高いNACT(AC→パクリタキセル)を受けた。主要評価項目はpCRであった。
結果:157人の患者が無作為化され、152人が手術を受けた。ITT pCR:低用量ペムブロリズマブ群53.8%対対照群40.5%(絶対差13.3%、片側p=0.047)。外科的pCR:56.7%対41.0%(p=0.031)。グレード3以上の毒性:50%対59.5%。
結論:低用量ペムブロリズマブはNACT単独と比較してpCRを有意に増加させ、標準用量が利用できない場合には、実行可能で費用を節約する選択肢となる可能性がある。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2025.12.015
PMID: 41443410
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