原題
The combined treatment with TOP-V122, a dual-acting NO-releasing PDE-5 inhibitor, and ionizing irradiation as a novel therapeutical strategy for colorectal carcinoma.
背景:結腸直腸癌はしばしば放射線治療に抵抗する;cGMP損失は腫よう形成を促進する。TOPV 122(NO放出PDE 5阻害薬)を単独および放射線と併用して評価した。
方法:患者由来の結腸直腸および健康なオルガノイドについて、in vitroおよび同所性マウスCRCモデルで試験した。
結果:組み合わせたTOPV 122+RTは、DSBまたはROSを誘導することなく、オルガノイドのサイズ、生存率および増殖を低下させ、p57Kip2を増加させ、γH2AX病巣を障害した;KAP 1、p21およびWnt標的は変化しなかった。マウスでは、TOPV 122は腫瘍増殖を低下させ、併用により、対照群と比較して早期の縮小が55%、最終体重が40%減少し、治療の忍容性は良好であった。
結論:TOPV 122は有望な放射線増感剤および抗腫ようCRC剤である。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.111331
PMID: 41389859

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