再発または難治性濾胞性リンパ腫に対するEpcoritamab、レナリドミド、およびリツキシマブとレナリドミドおよびリツキシマブの比較(EPCORE FL-1):国際非盲検ランダム化第3相試験。

原題
Epcoritamab, lenalidomide, and rituximab versus lenalidomide and rituximab for relapsed or refractory follicular lymphoma (EPCORE FL-1): a global, open-label, randomised, phase 3 trial.
背景:再発/難治性濾胞性リンパ腫における化学療法を併用しない選択肢の必要性;レナリドミド+リツキシマブ(R)は受け入れられている標準である。EPCORE FL-1はepcoritamabの追加を試験した。

方法:多国籍オープンラベル第3相では、488人の患者を1:1の割合でepcoritamab+R対Rに無作為に割り付け、最大12サイクル実施した。二重の主要評価項目は、全奏効率(ORR)および無増悪生存期間(PFS)であり、中間解析はPFSイベントの78%後に実施された(追跡期間中央値14.8ヵ月)。

結果:ORR 95%対79%(p<0.0001)、PFSハザード比0.21(p<0.0001)、16ヵ月PFS 85.5%対40.2%、グレード3以上のAEs 90%対68%、CRSは主にグレード1-2で回復した。 結論:Epcoritamab+Rは、Rと比較して奏効率およびPFSを大幅に改善し、毒性は高いものの管理可能であったことから、新たな二次治療以降の標準治療として支持された。 Journal: Lancet (CiteScore 2022: 133.2) DOI: 10.1016/S0140-6736(25)02360-8
PMID: 41371238
Open Access

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