原題
Image-guided intensity-modulated radiotherapy with reduced margins in patients with prostate cancer: Results of the RCMIGI randomized phase II trial.
背景:第II相ランダム化試験では、限局性前立腺癌において、IMRT/IGRTマージンの縮小が標準マージンと比較して後期骨盤毒性を低下させ、QoLを改善するかどうかを検討した。
方法:74人の患者を対照群(n=30、標準マージン)または実験群(n=44、カリプソトラッキング、3 mmマージン)に無作為に割り付けた。主要評価項目はグレード2以上の後期骨盤毒性とし、QoLを記録した。
結果:各群で5人の患者にグレード2以上の毒性が認められ、88.6%対80.8%にはグレード2以上の事象は認められなかった。線量測定では、直腸/膀胱の測定値がいくつか改善し、マージンが減少したことが示された。2年目の尿スコアは実験群の方が良好であった(12.3対21.2、p=0.028)。
結論:マージンを減らしたIMRT/IGRTは実行可能であり、低い晩期毒性を維持し、尿のQoLと線量測定を改善する可能性がある。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.111322
PMID: 41365376

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