原題
Novel Molecular Subtyping Predicts Locoregional Recurrence in Triple-negative Breast Cancer.
背景:IHCに基づくサブタイピングはTNBC分類を改良し、この研究ではサブタイプによる局所領域再発(LRR)パターンを調べた。
方法:乳房切除術後RT(2019年11月-2022年3月)で治療された352人の乳房切除患者の後ろ向き分析。腫瘍は、基底様免疫抑制(BLIS)または非BLISとしてIHC分類された。LRR、DFSおよびOSを比較した;追跡期間中央値44.6ヵ月。
結果:26例のLRR(9例は孤立性)と70例の遠隔転移があった。LRR:14.9%BLIS対5.8%非BLIS(p=.005)。OS:83.0%BLIS対91.9%非BLIS(p=.01)。DFSは同程度(74.5%対80.2%、p=.35)。サブタイプは独立してLRRおよびOSを予測した(p=.03)。
結論:BLISサブタイプはより高いLRRリスクを示し、IHCサブタイプはPMRTの指針となり、改善された局所領域戦略の必要性を支持する可能性がある。
Journal: Adv Radiat Oncol (CiteScore 2022: 4.5)
DOI: 10.1016/j.adro.2025.101909
PMID: 41333181

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