II~III期直腸がんにおける術前補助療法とその後の非手術的管理または手術(NO-CUT):多施設共同、単群、第2相試験。

原題
Total neoadjuvant therapy followed by non-operative management or surgery in stage II-III rectal cancer (NO-CUT): a multicentre, single-arm, phase 2 trial.
背景:術前の全ネオアジュバント療法(TNT)はpMMR/MSSステージII-III直腸腫ようの標準である。臨床的完全反応(cCR)後の非手術的管理(経過観察)が遠隔無再発生存(DRFS)を損なうかどうかは不明である。

方法:NO-CUTはイタリアで実施された多施設共同単群第2相試験である。患者はCAPOX(4サイクル)を受けた後、カペシタビンと50-54 Gyの放射線療法を受けた。修正MSKCC基準によるcCRは非手術的管理に入り、他の患者は手術を受けた。主要評価項目:30ヵ月のDRFS。

結果:179人のpMMR/MSS患者;165人がTNTを完了した;47人(26%)がcCRを達成し,手術を回避した。追跡期間中央値35か月。30か月DRFSは95%(非手術)対74%であった。Grade 3-4の副作用は稀で,治療に関連した死亡はなかった。ctDNAは探索的予後予測に有用であった。

結論:非手術的管理によるTNTはDRFSを損なうことなく臓器を保存でき,選択された患者に対して実行可能な選択肢である。
Journal: Lancet Oncol (CiteScore 2022: 62)
DOI: 10.1016/S1470-2045(25)00542-X
PMID: 41308677

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