子宮頸癌に対する一次放射線化学療法および画像ガイド下適応小線源治療における肉眼的腫瘍体積描出のための拡散強調画像。

原題
Diffusion weighted imaging for gross tumor volume delineation in primary radiochemotherapy and image guided adaptive brachytherapy for cervical cancer.
背景:正確なGTV描写は子宮頚癌における放射線化学療法と画像誘導適応小線源治療に必須である。本研究では、T 2強調MRIに拡散強調画像(DWI)を追加することで、経験レベルを問わず描写精度が改善されるかどうかを検証した。

方法:27人の患者;6人の医師(3人の専門家、3人の研修医)は、T2w単独およびT2w+DWI(b=800)を用いて、診断時のGTV、小線源治療前、およびアプリケーターによる小線源治療前を描写した。STAPLEの専門家のコンセンサスが参照された。一致度は、適合性指数、Dice、およびハウスドルフ距離によって評価された。

結果:DWIは診断時の専門家の観察者間の一致度(CI 0.62→0.70)とBT(0.33→0.39)を改善した。研修医はより大きなベネフィットを得た:BT時のDice中央値+9%およびHausdorff-1.3 mm;preBT BT容積相関も改善した。

結論:DWIを追加することで、観察者間のばらつきが減少し、経験の少ない医師が専門家の合意に近い輪郭を達成するのに役立つ。
Journal: Radiother Oncol (CiteScore 2022: 10.5)
DOI: 10.1016/j.radonc.2025.111306
PMID: 41297112

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