原題
ASSOCIATION BETWEEN TYPE AND LOCATION OF GERMLINE BRCA1/2 PATHOGENIC OR LIKELY PATHOGENIC VARIANTS WITH PHENOTYPE AND PROGNOSIS IN YOUNG PATIENTS WITH BREAST CANCER: RESULTS FROM AN INTERNATIONAL COHORT STUDY.
背景:特異的BRCA1/2 LP/PVの臨床的意義は不明である。
方法:2000-2020年から40歳以下と診断されたキャリア3,294人(BRCA1が2,080人、BRCA2が1,214人)の国際レトロスペクティブコホート;変異型(INDEL/SNV/CNV;切断/非切断;フレームシフト/ナンセンス/スプライス/ミスセンス)、エクソン/ドメインの位置、およびDFS/OSを解析した。
結果:LP/PVタイプはベースラインの特徴と大きな関連を示さなかった。BRCA1の切断型変異体はOSが不良であり(HR 2.00)、ミスセンス変異体はBRCA1(HR 0.48)およびBRCA2(HR 0.17)でOSが良好であった。エクソン2,10, 19以外のBRCA1変異体はOSを改善し、BRCA2エクソン15-26はエクソン10と比較してDFSが不良であり、OSに差はなかった。
結論:変異体特異的効果は、個別化されたリスク層別化および管理を支持する。
Journal: Ann Oncol (CiteScore 2022: 63)
DOI: 10.1016/j.annonc.2025.11.004
PMID: 41260260

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